X線装置

2009年11月に新しいX線撮影装置を導入しました。従来の物より格段に被曝量が減少します。また検査画像を直接モニターに映し出す、フィルムレスのシステムを採用しています。

骨量測定

高齢者が寝たきりになる原因の1位は脳血管疾患(脳卒中)で20%ほど、2位が骨折で12%程度と言われています。高齢者の骨折と密接な関係にあるのが骨粗鬆症という病気です。
骨粗鬆症は早期発見、早期治療が重要です。
当院では前腕の橈骨という骨から測定しています。超音波の検査より正確な測定ができます。

超音波検査

超音波は人体に害のない非侵襲的な検査で、比較的手軽に体内を観察することができます。
整形外科領域では皮下、筋肉、靱帯、神経、関節などの状態を診るのに適しています。
特に肩関節疾患の診断、軟部腫瘍の診断、アキレス腱断裂などに有用です。

脈波・心電図

歩行時の下肢痛、足のしびれの原因に多いのが腰部脊柱管狭窄症という腰の病気と閉塞性動脈硬化症という足の血管の病気です。
この装置は四肢の血圧を同時に測定することによって下肢動脈の狭窄を早期に発見できます。
足のしびれ、冷感、歩行時の痛みのある方は検査をお勧めします。
この装置で心電図の検査も行えます。

AED

検査機器ではありませんが、当院のリハビリ室にはAED(自動体外式除細動器)が設置されております。
AEDは心室細動による心停止に有効で、救命率を向上させます。

超音波骨折治療器アクセラス

超音波を連日一定時間照射することによって骨折時の骨癒合を促進させる機器です。
骨折の治療期間の短縮が期待できます。